2009年8月29日土曜日

Hyp​er-​CVAD  Day18

血液の数値が上がったので、一時帰宅が決まりました!
週明けの月曜日午前中までですが、衆院選挙の結果は自宅で楽しめそうです。
前回の一時帰宅が心のリハビリだったなら、今回はリフレッシュ帰宅。
久々に病院の外に出てすっかり秋めいた風を感じた時は、感動しました。

さて、自宅に帰れたこともあるので、このブログでも気持ちの整理をしたいと思います。

■「なぜ病気になったのか」
この理由は自分には分かりません。医学的には遺伝子異常だと分かってきているようですが、
医学的な理由は現象であって原因であるかは分からないわけです。
自分が病気になったのが偶然であるのか、必然であるのか、宇宙の摂理なのか。
理由が分からない以上、それを心の錘にしていると自分の首が絞まるだけです。
その錘は外して、現実をあるがままに受け止め、対処していきたいと思っています。

■「病気になってみて」
もちろん病気にならないのが一番よいと思います。でも病気になったからよかったことも確実にあります。
彼女・家族・仲間に支えられていることへの感謝、肌で風を感じ、鳥や虫の声を聞き自然を感じる感動、
普通に食べて・寝て・動けることがいかに尊いことか。
これらのことは病気にならなかったら深く感じることはなかったでしょう。
健康な体に回復した時、その幸せを感謝にしてお世話になった皆さんに分け与えることができればと思います。

■「これからの治療」
再発が分かった時は、自分では分からないほどのショック状態であったことが、
彼女や母の証言で分かりました。薬の影響もあるのですが、覚えてないことが多いのです。
今はその状態からはすっかり脱け出し、ポジティブに治療を捉えられるようになってきました。
もちろん、造血幹細胞移植となれば簡単な治療ではありません。誰しも恐怖を感じて当然です。
しかし、治療法が確立していること、ドナーが妹であることなど根治に向けて全てが必然で動いているのです。日々の治療の積み重ねが確実に根治に向けて歩んでいるのです。

病気から回復した時、病気に「ありがとう」と言えることができるでしょうか。
そんな自分に成長していたいです。

母がたくさんのお土産とともにお見舞いに来てくれました。久々に食べた牛肉(今半のすきやき弁当)が体にしみわたりました。モンシュシュのロールケーキもおいしくいただきました。
いつも気遣ってくれてありがとう!

[血液検査結果]
‐白血球数 1,000(基準値4,500-8,000)
‐ヘモグロビン 11.9(基準値13.0-17.0)
‐血小板 11.8(基準値12.0-36.0)

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